持ち家VS賃貸 2/2
こんにちは。
山崎信也です。
さて、さっそく前回の続きです。
賃貸住宅に住み続ける上で将来的に問題になることは、というと。
持ち家は損、という考え方もあることから、
一生賃貸を選ぶ方もいらっしゃると思います。
否定する気は全くなく、
各世帯のライフスタイルや
将来設計に合っていればどちらでも良いと思います。
とある後輩の母親は、
都内に部屋を借りて住んでいます。
昔から東京に住んでいるので、今更地方には引っ越せない、とのことです。
その後輩に彼の母親から連絡がありました。
「更新の時期になって、保証人が必要と言われた」と。
今まではお母様が後輩の保証人になっていました。
しかし、お母様がある年齢になった時に、
立場が逆転したのです。
年を取ってから部屋を借りようと思っても、
保証人が居ないと借りることができないのです。
保証会社もありますが、けっこう高額です。
金額の問題もありますが、
今までお金がかかっていなかったものに対して、
新たに支払うということが精神的な負担にもなります。
件の友人は、
自分の母親が今後も住む場所に不自由しないようにと考え、
自分が稼いでいるお金を使って実家を建て直すのです。
これはもう全力で応援するしかないでしょう!
今までの慣習に囚われ続けないこと、
様々な視点から考えること、
自分のライフプランに合った選択をすること、
そのためにもライフプランを事前に設計すること、大事です。
そういった面でも、
建築、建設に携わる会社として、
なにかお手伝いできることがあればと思います。